自転車を買った話
こんにちは。なるみんです。
今日はタイトル通り自転車について書いていこうと思います。
渡航から1ヶ月、学生証を作るより早く自転車を買いました、私です。
ちなみに買ったのはTrekのDual sports1という子です。黒光りしていて強そうなのがお気に入り。
www.trekbikes.com
買った当日に名前をつけましたね。自分でも分かるくらいネーミングセンスがアレだなと思うのでここには書きません。が、よく使うものに名前をつけると、心の中で毎日いろんなものと会話ができるので、きっと生活が楽しくなると思います。おすすめ。
購入までの過程
0. ホストファミリーの人に確認する
自転車を止められる場所があるか確認する。必須。私は脇の戸から入れて裏庭に止めていいよとお言葉をいただきました
1. 現地の自転車屋さんを調べる
Googleマップは口コミまで出してくれて本当にありがたいです。行きやすい場所にあって比較的評判のいい自転車屋さんを選びます。近場の自転車屋さんで検討した理由は、パンクした時に自転車を運べるような車も足もないからです。ちょっと頑張れば歩いていける距離にあって欲しい。
2. 自転車屋さんのウェブサイトを確認する
どのメーカーの自転車を扱っているのか、どんな雰囲気か確認します。ちなみに私のいる町ではママチャリを見たことはありません。前や後ろにカゴをつけているマウンテンバイクやロードバイクには出会いますが、子供を乗せる自転車は見たことありません。基本送り迎えは車でしている感じですね。
3. 自転車屋さんで扱っている自転車メーカーのウェブサイトを見る
欲しいものがあるか?大体の相場はどのくらいか?など確認します。この時点で、他の交通のほうが便利だとなる可能性もあると思います。
4. 出かけた時に周囲の自転車を確認する
ツーロックをしているか、スタンドはついているか、どこに自転車置き場があるかなど。ちなみに結構各所(街中でも)に自転車のスタンドがあります。無料。有料駐輪場などという概念すらないかもと感じます。北海道に旅行に行った時に感じたものをここでも感じました。
5. 自転車メーカーのウェブサイトを見て相場を確認
私は目星をつけた自転車のページのスクリーンショットも撮って、もしふっかけられてもきちんと交渉できるように…と石橋を叩くスタイルでした。
6. 自転車屋さんで、目星をつけていた自転車があるかを確認する
自転車の値段、アクセサリの値段をリストアップしてもらう。荷台や泥除けなど、基本的な語彙を確認してから行きました。目当ての自転車が残り2台あったため、デポジットを払って自転車本体のみ取り置いてもらい、他のアクセサリは保留にしました。
あとの購入までの道筋は好みと在庫状況によるところが大きいと思います。
こちらの自転車は泥除け・荷台・ライト・スタンド・鍵など基本的に何もついていないところから自分でカスタマイズします。全てついたものも売っているらしいですが、未確認。
マウンテンバイクやロードバイク、私の買ったクロスバイクは、基本的には高い買い物です。最新のモデルでなく、去年のモデルなどだとずいぶん値段も下がってくるので、私は最初から「〇〇の2020モデルはありますか」と聞きました。
アイルランド人の知り合いから、アイルランドは自転車の盗難が多いからツーロックが基本だよ!と聞いていたのですが、自転車屋さんのお兄さんに確認したところ「一つで十分だと思うけど…」と煮え切らない返事。自転車の錠もきちんとしたものだと2000円以上するため、ここは判断を保留にしました。
結果としては、一つの錠は自転車屋さん一押しのいいやつを。もう一つは街の雑貨屋さんで600円くらいの安い錠を買いました。いい鍵のおすすめポイントは、自転車に引っ付けられるケースがついている点。出し入れもしやすく、スマートなのでお気に入りです。
ちなみに購入時に自転車屋さんから
・必ず何か固定できるものに錠を通す。
・一晩中どこかに置いておかない。
・タイヤだけでなくどこかのフレームもかならず錠を通す。
などの注意をいただきました。後で調べたところ、ダブリンでは自転車の盗難がめちゃくちゃ多いらしいですが(あくまで伝聞)、ゴールウェイの情報はそこまで出てきませんでした。
私の自転車屋さんで購入したものは
・自転車
・ヘルメット
・ライト(前と後ろがセットになっていた)
・錠(一番高いやつ…)
です。重視したのは安全面と防犯。そのほかのものは後でもつけられるだろうと思っています。
ちなみに「サドルの高さ変えたいとか、困ったことがあればいつでも持ってきてね」と言われ店を出ました。サドルの高さくらい自分でも変えられるしな、と思っていた私。5分後、サドルが低すぎて変えてもらいに戻りました。こちらの自転車は自分でレンチか何かを持っていないと、高さ変更できないことを発進してから知りました。
加えて自転車を受け取ったその日にAmazon(UK)で自転車カバーを購入。泥除けはコンパクトな簡易のものを日本の家族に送ってもらう予定です。泥除けは必須でした。
他に購入した自転車関連
自転車に乗る上で必須だと感じ、最近になって購入したのが
・撥水の手袋
・完全防水のブーツ
でした。一つ目は、もちろん雨が降るから。朝の明け方の雨はとても冷たいので、霜焼けになりそうだと危機を感じ、急いでAmazonへ。
二つ目は、雨が降っていない時でも、車道を走っていると車が跳ね上げた水が足にかかるからです。防水のスニーカーでしたが容易に浸水。ブーツもAmazonで購入。サイズが異なる可能性も高いので、返品について明記しているものをきちんと探しました。かわいくてあったかくて、とても重宝しています。
アイルランドの天気はみんな毎日話題に出すくらいの人気スター(皮肉)です。実際スペインから来た人などは辟易しているようです。ただ空模様に関わらず常に完全装備で外に出るようにしていると、雨が降らなかったらラッキー、降っても「なんだそれだけか!?もっと来いやあ!」と凄むくらいの気持ちでいられます。
さて、自転車購入に関しての記事でした。高い買い物でしたし、買ったあとは“こんな買い物して、私ここに一年しかいなかったらどうするの?”と不安にもなりましたが、後悔はしていません。
なんといってもバスに乗らなくて済むのが大きい! こちらのバスは私は“Lazy and crazy”と人に紹介するくらい、時間通りに来ない。ホストシスターは30分に一本は通るバスを1時間以上待ち、結局歩いて帰ってきたりしていました。
そして住んでいる町はあまり地面に高低差がないため、自転車に乗るのが苦になりません。ただ海風がとても強い日があるので、そういう日は注意が必要です。
あとは学校に自転車を止めている間に結構雨が降るので、錆止めなどメンテナンスをしたいです。まだ自転車屋さんには行けていません。
交通ルールの話
自転車は基本的に前と後ろにライトをつけます。あとは蛍光イエローのベストやリュックカバーを身につけるのが理想的なようです。私はベストをどこで買うべきか考えていた時に、学校のレセプションの人が、「冬になったらもっと暗くなるから」と両方くれました。めっちゃありがたい。
日本と同じく左側通行です。自転車はどんな風に車を抜かすべきかなどの不文律はまだ研究中です。
ただRoundaboutというロータリーが、交差点の代わりに各所にあり、車はドーナツ上の道路を回って方向を転換します。そこでは基本的に自転車は先を譲ってもらうことが多いです。お礼を示したい時は片手をちょっと上げるようにしています。ただし日本の大半の自転車とちがい、右ブレーキが後輪のブレーキとつながっているため、できる限り左手を。
曲がる時や車線変更をするときはできる限りハンドサインを出します。
上記は私が心がけているルールでした。新たに分かったことや、間違っていたら随時訂正・追記します。
今週末にかけては雨と風で洪水警報が出ているようです。私は街を離れて、友達に会うためダブリンに出かける予定です。ダブリンを歩くのは初めてでちょっとドキドキしていますが、楽しみです!