アイルランドゆる留学紀

アイルランドの街ではじまった学生生活を書き留めます。

新年・病院に行った話

こんにちは。なるみんです。
明けましておめでとうございます。
さて、タイトル通り、新年早々初の病院に行ったので通院と保険のことを簡単にまとめます。

病院に行きました

経緯

今回は多くの病院が閉まっている夜にかけて急激な体調変化を体験しました。
夜ごはんを食べ始めて早々に食欲がなくなり、作りかけのシチューをさっさとタッパーに詰めて退散。
フラットメイト(シェアハウスの住人)の一人が数日前から体調を崩しており、PCR検査の結果を待っている中での出来事でした。不安になり、なんとなくお腹の気持ち悪さを覚えながら、自分でも抗原検査を実施。陰性という結果に一息つきました。ただ、吐き気を感じてお手洗いにダッシュ。ひとまず落ち着いてベッドに横になっているとまた吐き気を感じてお手洗いへ、を数度繰り返しました。

病状に関しては割愛しますが、なんとなく普通の風邪じゃないぞ?と思った時点で頼れる友人にヘルプを求めました。水を飲んでは吐いていたので、脱水を危惧した友人が、保険会社に電話することを勧めてくれました。

自分でもちょっとやばいな、と思いつつ保険会社のコールセンターに電話。この時点で夜9時。

保険会社から、夜間は緊急外来を除くとオンライン診療しかないと言われ、オンライン診療をお願い。そしてさらに待つことおよそ一時間。
ちなみにアイルランドの緊急外来は長く待たされるという話なので、本当に緊急じゃない限り行かなくていいのでは、と判断しました。

時間が遅いこともあり、オンライン診療もできず、結局は朝まで待って通院することに決めました。

朝になると保険会社から予約可能な医療機関のリストが送られてきたため、即断。

ローカルタクシー会社のアプリでさっさとタクシーを呼んで病院へと向かいました。

ドクターのお兄さんは「うーん、bug(胃腸炎や、原因をぼかした腹痛の総称)だね。食べ物が原因ではないと思う!」とのこと。吐き気どめの処方箋をいただき、ささっと退散しました。

反省と教訓

・体温計は買っておくべきでした。ルームシェアをしている子が、他のフラットメイトに借りに行ってくれ、ことなきを得ました。特に今はコロナの影響で、発熱がある場合はすぐに病院に行くことができないため、事前の検温が大切です。

・保険会社への連絡の方法を確認しておいたのはよかった。保険会社の手引きを常に取り出しやすいところにおいていたこと、電話番号が記載されているページに付箋を貼っていたことは非常に役に立ちました。病気の際には普段の20%も動けないため、自分を前もって助けておくことが大切でした。

・インターフォンからの指示を聞き間違えて病院の前で30分待ちました。いつもより耳も頭も働いていなかったこともあると思います。次からはもう少し積極的に聞き返したいと思います…。

保険の話

さて、今回大変お世話になりました保険さんの話です。私はAIG損保の海外留学生向けの保険に加入しています。
比較的保険料は高いものの、先述のように24時間電話対応、病院のアポイントメント、診察料をこちらが立て替えなくて良いようにするシステムなど、サービスが充実していました。お電話で対応してくださった方々も丁寧でした。

私が受けたサービス内容

・コールセンター
異変を感じたときや、病院を手配してほしいなど、24時間日本語で対応していただけます。アイルランドの電話番号ではコールセンターはやっていないため、最初の一回は国際電話をかけることになりますが、お願いするとかけ直してもらえます。

・病院の手配
できる限り近くの病院の手配をしてくれます。私はタクシーで10分ほどのところにあるクリニックでした。病院によっては、AIGから直接診察料を受理してくれる病院もあり、その場合は手持ちのお金の心配をせずに病院に行くことができます。

・病院までの交通費
これは後からの請求になりますが、私の保険プランの適用範囲内でした。お金の心配なく、タクシーなどを使えるのはありがたかったです。

・通訳の手配
私の場合は、手配が間に合うかわからないとのことでしたが、最終的に電話通訳というものを手配していただきました。通訳の方と電話でつながりながら、ドクターや自分への説明の通訳・補足をしていただけるサービスです。やはり細かな症状の説明であったり、ドクターの説明の中に聞きなれない言葉もあったため、日本語で質問できたのはありがたかったです。


海外旅行保険というものは結構な出費でもありますし、サービスの面からも自分に合ったものを比較することが大事だと思います。
私のケースは、一人で海外に行くのが初めてであるということで、少なくとも最初の一年は充実したサポートが得られる保険を選びました。二年目でアイルランドに慣れ、英語の面での困難が少なくなったと感じたら変更する予定です。

おまけ:薬局にも行きました〜経緯〜

処方箋をいただいた際にドクターに、「薬局ってどこの薬局でもいいんですか?」と聞くと「どこでもいいよー」と答えていただきました。
そこで家から最も近い場所の薬局へ。薬局といってもシャンプーや生理用品、ベビー用品に果ては香水まで、さまざまなものが売られていました。
Prescription(処方箋)を薬局の店員さんに渡すと、慣れた感じで15分から20分ほど待っててね、と言われ、店内を物色しながら待つことに。この時に体温計も手に入れました!
その間にもどんどんお客さんが出入りします。みなさん慣れたご様子で、一番年かさの店員らしき男性に話しかける話しかける。しばらく待つと、その店員さんに呼ばれてお会計に。
「吐き気がするの?」
「あ、はい。けどだいぶ良くなりました。」
「そっかーけど大変だったね。あ、そのカード(クレジットカード)かわいいね。いいなあ」

ちょっと雑談を挟みながらもお会計を済ませ、そそくさ退散。楽しそうに働いている人を見るとこちらも元気が出るので、素敵だと思います。ゴールウェイではそういったレストランなどの店員さんにもよく出会うので、お店に入るのが楽しみになります。




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