日本からステイ先まで・迷走道中
こんにちは。
このアイルランド渡航が初の単身海外になったなるみんです。道中驚いたこと、困ったこと等、書き留めておきたいと思います。そして交通に関してお世話になったWebサイト(予約サイトなど)を備忘録がてら記事の下にまとめます。
- 困ったことその一
10時間超のフライトにもかかわらず窓際の席を予約したこと。
空を見るのが好きな民としてはやはり窓から空が見たいと思い、窓際に陣取ったのですが、日本からフランスまでは10時間以上。しかも夜のフライトで、通路側の席の人を起こすのが忍びなく、頻繁に立つことができない状況。ずっと座った姿勢でいると血栓ができやすく、立った時に意識を失うこともある(エコノミー症候群)と聞いていたので、機内を歩き回るつもりでいた私、さっそく計算外。
エコノミー症候群って、ビジネスクラスやファーストクラスだと座席が広々していて起こらない、エコノミークラス特有の症候群だからエコノミー症候群なのかなあなどとエコノミークラスに座って思う。
結果としては、倒れることも体調が悪くなることもありませんでした。座ったままできるストレッチをしたり、よく座り方を変えていたのも良かったのではと思います。
- 困ったことその二。
アイルランドの地方のバスに乗ってホストファミリー宅に向かう際、それは起こりました。重い荷物を抱ええっちらおっちらとバス停に到着。そこでバスを待っていた私。やって来たバスに、現地の人たちはカードをかざして乗っていきます。(Leap cardというそうです。隔離期間が終わり次第作りに行く予定)つまり料金先払い。私は自分の持つ最小の札、5€札を手に運転手さんの隣にある機械に近づきました。私を見た運転手さんが一言。
「2.5€. No change.」
え?と思った私は交渉を試みました。
「どこで両替できますか?」
「うーん、店。」
隔離期間は店も入れないんだよ!!!と心の中で叫びましたよね。困り果てて、後ろに並んでいたお姉さんに両替できますか?と聞きました。苦肉の策。
「待ってて、できると思うわ」と財布の中を探してくださるお姉さま。
しかし待っても待ってもお財布の中からコインは出て来ず、「私のカードで二人分払うわ」とまで言ってくださる始末。しかし運転手さんは「そんなことしなくていい」と一言。
そろそろ居た堪れなくなり、お店行きますから、とバスを降りました。
荷物を抱え直し、歩き出したところ、扉が開いたままのバスが追いついてきて、運転手さんが乗りなさい、と車内を指す。次に乗ってくる人で2.5€払う人がいたらお釣りとして返すから、とのこと。渡りに船(バス)に乗り込むことができました。
しかしバスに関わる受難は終わりませんでした。日本のバスに甘やかされて生きてきたのだなと実感しました。乗ってしばらくして私は気づいたのです。『このバス、停車するバス停の名前を全く言いやしないぞ!?』
現地の人々は慣れたようにSTOPボタンを押して降りてゆく…。上品なご婦人に「留学生?」と話しかけていただいて交流しながらも、内心冷や汗ダラダラでした。私ができたことは一つ。オフラインで使えるよう設定していたGoogleマップに現れる現在地の青いマルを見ながら、バス停でちらっと見た路線図の記憶を総動員し、バス停の場所を予測。『あ、この道曲がったら、地図上のバス停はひとつだった気がする!じゃあ、ここに現在地マークがたどり着いたら、押す!(ボタンを押す)』
なんとかスーツケースをバスから下ろすと、バスの中でお話ししてくれたご婦人が、どこに行くの?と声をかけてくれました。ホストファミリーの住所を見せると、「すぐ近くね、そっちの道をいったら着くわ!」と教えてくださった。ありがとうございます。
と、色々な方の助けのおかげで、予定よりは随分と遅れてホストファミリー宅に到着しました。
ちなみに、本当にたどり着けないかも、今日野宿?、と思いました。そして余分に払った2.5€はかえってこなかった。勉強代…。
そんなこんなで必死の旅路でしたが、私を助けてくれたのはフリーWifiとオフラインのGoogleマップ(ダブリンと行く街の両方の地図をダウンロードしていた)、そして出会った人々でした。
アイルランドのインターネットと、Googleに携わる人々、道中助けてくれた方に深謝。
(お味噌汁とカマンベールチーズが優勝していた機内食。ちなみに和食か洋食か選べました。)
*おまけ
リンクその一:ダブリン空港からバス停までの地図。いろんな都市に向かうバスがあり、バス停も異なるので確認しておきました。地図はスクリーンショットを撮って持っていった。
Coach and Airport Bus Services To and From Dublin Airport
リンクその二:ダブリン空港から各都市に出ているバスの一覧。ここからバス会社のページに飛んで予約しました。結構バスに乗る人も多かったので、予約していてよかったです。
National Coach Services Travelling To and From Dublin Airport
リンクその三:KLM(オランダの航空会社)のウェブサイト。ちなみに問い合わせの言語には日本語も含まれています。
KLM Royal Dutch Airlines - Book flights online - KLM.com